小仏隧道

140文字以上の文を書く練習をしています。

見つけてくださってありがとうございます

柿もあるヨ。

 

気がついたら桜もすっかり散ってしまって、もうすっかり春ですね。あんなに積極的だった冬は連絡も寄越さずにどこかへ行ってしまった。

 

どこかへ行ってしまったといえば、前回ブログを更新してから一年ちょっとの間に交際していた相手と別れました。

別れを告げられる数か月前からすでに関係は破綻していたので「あっそ」くらいの気持ちのつもりだったのですが、やはり6年も交際していたので今もそれなりに尾をひいています。

小室哲哉華原朋美の「朋ちゃんとはあの日以来いっさいお会いしていません、電話も・・・」みたいな状況です。日経エンタかなにかに掲載されていた「ぼくの何が本当は、本当に大切だったんだろう・・・感謝します」みたいな文章、また読みたいですが検索しても見つかりませんでした。

 

だからというわけではないのですが、自分をなにか変えたいと思って髪を伸ばし始めました。鬱で会社を休職してすぐの2020年10月からずっとバリカンでセルフカットして坊主を続けてきたのを、去年の10月にやめて今は前髪を分けられるくらいに伸びました。坊主にする前は二十歳すぎからずっとホモ丸出しカットみたいな感じだったので、ここ20年くらいで一番長いかもしれないです。

しかしながら、髪が伸びてくるとどうしても薄くなってきているのが目立つようになり、先々週からミノキシ汁を塗り始めました。みなさんご存じか分かりませんが、有名なリアップって結構なお値段(7~8,000円)するので、コーワが出してるジェネリックの「リザレック」っていうのを使っています。これだと有効成分は同じながらAmazonで3,000円台で買えるので、まあ試してみてもいいかなって感じです。効果が出るのに4か月くらいはかかるそうなので、確かめるためにも夏休みくらいにぼくと遊んでください。

 

最近気持ちの面ではすっかり落ち着いていて、お薬を飲みながらではありますがそこそこ元気に暮らしています。元交際相手とうまくいかなくなった時期と減薬してみた時期が重なってかなり調子が崩れたので、元の量に戻したままいまも変わらずです。けっこう眠気があるのと経済的な面もあって減らせるなら減らしたい気持ちはあるのですが、調子を崩してしんどくなるくらいなら今のまま続けてもいいかなとも思っています。

以前はうつ病とかあとは例えばHIVとか、「一生薬を飲み続けるなんて人生終わりだ」みたいなイメージが自分の中にありましたが、薬を飲むことで自分の心身の問題と向き合ってうまくコントロールしていけるなら悪くないじゃないと今は思っています。そういう考えを自分の中に持てたのは、うつ病になってよかったことの一つかもしれません。

 

こうやってやおい(元の意味で)的に自分のことを書いてきたらなんだかすっきりしてきた気がします。健康食品のTVCMでよくある「翌朝すっきりを実感 ※気持ちのことです」みたいな感じですね。ぼくは最近2~3日おきにすごい量のうんこが出ます。

なんだか最近みなさんツイッターでお見掛けする頻度が減ってしまってそろそろさよならなのかな?なんて思ったりもしますが、個人ブログやなにかででも繋がりを持ち続けていけたらいいなと思います。また書きますね。

 

かしこ

 

去年起きた良いことと悪いこと

大サービス!2年連続の更新だヨ!

楽しかった年末年始ももう終わりですね。
みんな普段は根無し草のホモみたいなふりしてるくせして、急にやれ「父が」「母が」「姪っ子が」みたいなこと言い出すから、怖くなってそのあと寂しくなっちゃった。実家とうまくいっていないホモはぼくだけだったんだね。

 

本当は去年のうちに一年の振り返りをしておこうと思っていたのだけど、ついずるずると後回しにしてしまった。そのくせ毎日「暇すぎてつらい」みたいになってずっとスマホドラクエをやっていた。洗濯槽の掃除もしていないしPerfumeのファンクラブDVDも録画した岸辺露伴も観ていないのに、勇者ロトの称号もらっちゃった。

 

去年起きた出来事のなかで一番良かったのは、やっぱり復職できたことです。おととしの10月から鬱で会社を休職していて、2021年は先行き不透明ここに極まれりといった状態でのスタートだったのだけど、リワーク(復職支援)に通うことにして3~7月に通所、8月から会社に復帰してなんとか年末まで働き続けることができた。残業が解禁されたり徐々にやることが増えてきたりして、まあ今のところ順調と言えなくもないかもしれない。

 

リワークは座学とグループワークがあって、「ストレスとは何か」「認知の歪みを認識して、別の感じ方・考え方を身に付ける」みたいなことを学びつつ、数人のグループでストレスのかかる場面のロールプレイ(残業を断る、他人のミスを指摘する・・・)やブレインストーミングをしながらコミュニケーションの練習をするといった感じで、非常に学ぶことが多かった。
コロナの影響で午前か午後のどちらかしか施設にいられなかったので、残り半日の自習時間で病気やアサーション(自分も相手も大事にするコミュニケーション)などの本をたくさん読んだことも、とてもためになった。細かい内容は忘れてしまったところも多いけど、少なくとも以前よりは自分に目を向けられるようになったのかなと思う。

ほかには時間がたくさんあったので資格の勉強を二つできた。ひとつは合格、もうひとつは発表待ちながらそこそこ良い点数を取れたので、自分で自分を褒めたい。アイワズゲイ。

こうやって自分の考えていることや思っていることを文章にするのは精神衛生的にもとても大事だとリワークでも学んだので、また近いうちになにか書いてみたいと思います。せめて半期に一度。

ちなみに去年起きたぶっちぎりで悪いことは、また会社で働かないといけなくなったことです。傷病手当金60年くらい貰えればいいのに。

 

かしこ

2011年に起こった震災とは関係ないちょっとした出来事

去年の東京オリンピックすごかったネー。

文章を書く練習をしようと思っていたのに、気がついたらまた放置してしまいました。
春の陽気に誘われてネットサーフィン(死語?)をしていたらはてなブログにたどり着いたので、久しぶりになにか書いてみようと思います。

先週、新しいPCを買った。Surface Laptop Goというやつだ。小さくて軽くてお値段そこそこ、Macbookを露骨にイメージした見た目もおしゃれでグーだ。
まだネットサーフィン(死語?)にしか使っていないが、いい買い物をしたと思って気に入っている。
これまで使っていたNECのノートPCは10年前の2011年に購入したもので、OSはindows7だし電源を入れてからモゾモゾして目が覚めるまでに10分くらいかかるし、そのあともやたら動きがスローリーでまるで使い物にならなくなっていた。のび太だって場合によってはもう少しキビキビしている。
それでもiPhoneのバックアップくらいにしか使用していなかったのでまあいいかと思っていたのだが、近々別のことでPC作業する予定ができたのでエイヤっと新調したのだ。

2011年といえば東日本大震災のあった年でそれから10年ということで、もう10年というか「10年経ってこれなら復興はいつになれば・・・」と思ってしまうが、当時も今も東京に住んでいて特に被害を受けずボランティアなどにも参加していないぼくはここでは語る言葉を持たないので、同じ年にぼくの身に起きた別の話をする。オチはない。

ある日の仕事中、見知らぬ電話番号から携帯に着信があった。あとから履歴に残っていた番号を検索してみると、なんと葛西警察署の電話番号だった(当時は江戸川区に住んでいた)。
「うわヤッベー!人生オワタ\(^o^)/」と軽くパニックに陥ったが、もしなにか悪事が露見して逮捕なり任意同行なりが行われるのだとしたら事前連絡などないだろう。
気を取り直して折り返し連絡してみたところ担当らしい男性の刑事さんが「あなたの家に空き巣に入ったという男を逮捕しました」と言った。

空き巣?????

話を聞くと今この瞬間に我が家に空き巣が入って現行犯逮捕、ということではなく先日捕まえた容疑者が余罪としてゲロッたということのようなのだが、部屋が荒らされたり物がなくなったりといった心当たりはまったくない。
勘違いじゃないでしょうか?と刑事さんに言ってみるも「でも犯人がそう自供しているから、お宅に伺って調書を取りたい」とのこと。
何がなんだか分からないまま後日自宅に来てもらうことになった。

約束の日、刑事さんが一人やってきた。
ドラマのように玄関口で警察手帳を見せられたが、よく覚えていない。刑事さん自体も柴田恭兵織田裕二みたいな感じでは決してなく普通のおじさんだったと記憶している。大きな地図をホワイトボードに貼って連続殺人の発生場所をマークするようなタイプには見えない。
お隣さんが出てきて「111号室の人なら先週引っ越したわヨ!」と言ったりもしなかった。だってぼく住んでるし。現実はドラマのようにはいかない。

改めて話を聞いたのだが、それでもまったく心当たりがない。
犯人は〇月〇日ごろに窓の開いていたこの部屋に侵入し、キャッシュカードなどを奪っていったんだって。その後川に投げ捨てたらしいんだけどぼくの財布にはちゃんとキャッシュカードが入っている。
あと部屋には労務者風の男が鼾をかいて寝ていたんだって。労務者風????この部屋に住んでいるのは20代の地味ホモですよ?
「普通体型、悪く言われません、こちらからは何もできません」でお馴染みの地雷地味ホモなんですけど!?

通り沿いに似たような見た目のマンションもあるしやっぱり勘違いじゃないですかと言ってみたものの、刑事さんは「容疑者が詳細に供述している」と譲らない。
仕方がないので結局よく分からないまま被害届?みたいな書類にサインし、刑事さんは満足して帰っていった。
あんたもしかして面倒くさかっただけなのでは・・・?

その後は一切連絡もなく、その事件がどうなったのかは不明なままです。
今でもたまに「あれはなんだったんだろうなぁ」とぼんやり思い出す。
北のほうから流れてきて葛西警察署に逮捕された〇〇ノヒデオ、元気~?あのときの労務者だょ!!

かしこ

旅行あるいは野外露出

どうせすぐ死んじゃうなら夏休みなんて最初からないほうがよかった。

 

永遠に続くと思っていたお休みももう終わりですね。

みなさん海へ山へ飲み会へと、そしてその様子をSNSにアップして充実アピールするのに忙しかったのではないでしょうか。

ぼくは連休2日目~3日目に秋田へ旅行に行ってきました。

ツイッターに画像をいっぱいあげたので今さらここに書くことは特にないのですが、秋田は人が少なくてよかったです。ペーパードライバーなので現地ではバス移動だったのですが、渋滞というものがまったくなくてとても快適でした。新幹線にミッチミチに詰め込まれていた人たちはどこへ行ってしまったのか。

 

毎年夏休みには一人で旅行に行くことにしていて、今の勤め先に入社した翌年の2013年から続けています。

転職する前の会社はお盆システムが存在しなくて、どこかの週の木金に有給休暇を取得しての手づくり4連休を「夏休み」と呼んでいる(それすらも業務都合で実現できないときもある)ようなところだったし、おちんぎんも今よりだいぶ安くて、世に解き放たれた2007年から2012年まで「おじいちゃんがそろそろやばい」みたいなことを親に言われて山口県の田舎に行く以外、旅行というものを一切していませんでした。

なので初めての長期休暇を迎えて久しぶりに旅行でも行こうと思ったときどうしていいか分からなくて、行先も決めず宿の手配もせずいつ帰ってくるのかも分からないまま青春18きっぷを引っ掴んで『爆走!ムーンエンジェル』みたいな感じで「北へ・・・」つって当時住んでいた鶴見から大宮方面に向かって、最終的に郡山にたどり着いてそこで一泊しました。宿探しがけっこう危なかったので翌日分からは大まかな行先を決めて事前にホテルを予約するようにして、4日間福島と宮城をまわって帰りに茨城の牛久大仏を見て帰ってきました。

『爆走!ムーンエンジェル』については画像を貼っておくので各自調べてください。デコトラってさいきん見ないですね。

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当時仕事がかなりつらい状況だったこともあり、旅行に出たときの解放感はとてつもなかったです。すべてから解き放たれて自由になる感覚をまた味わいたくて、それから毎年どこかしらに行くようになりました。露出にはまって深夜の自販機前でおちんちんぽろりんこしちゃうひとの気持ちが分かる気がします。アドレナリンとかそのほかのものがドバドバ出るよね。

あと旅先で撮った写真などをツイッターにアップするのも楽しくて、ありがたいことに見ている方からけっこう反応をいただけたりするので、モチベーションのひとつになっています。

青春18きっぷは10代の頃からよく使っていたのですが、最近は時間と体力をお金で買うみたいな感じで新幹線とか飛行機を選んでしまいます。静岡横断とかしたらお尻が壊れそうだし。またいつか行先をその場のノリで決めるような自由気ままな旅行がしたいなと思います。

 

かしこ

久しぶり。

Hey guys!小仏だヨ~。

 

1年7か月ぶり3回目。鳴物入りでデビューした二世アーティストのリリースペースのようなブログです。みなさんお元気でしたか?

ぼくは当時抱えていたおしりロボトミー手術の傷跡もすっかり癒え、比較的元気に日々を過ごしています。

月に1~2回、肛門の権威みたいな先生におしりの穴をいじってもらいに病院へ通っていたのですが、それも終わって今では使いみちのない生理用ナプキン(サイドギャザー付)と冷蔵庫の奥のほうに放置したままの薬(びっくりするくらい臭い薬)の残りだけが、最後のしるしみたいに残っています。まるで、もうなんだったのかも思い出せないなにかをふっと蘇らせる季節の変わり目に降る雨のように。

 

なぜこんなに間があいたのかというと、特に書きたいことがなかったからです。

思えばぼくは昔から人になにかを伝えたいとかそういうことがなく、なにをしても「楽しい」「つらい」「興奮する」みたいな素朴な感情しか湧かないため読書感想文など非常に苦労したものでした。

最近も話題の映画「天気の子」を観に行きましたが、「一般向けっぽくしたことで気持ち悪さがより際立ってる」としか感想を述べることができず、一緒に観た交際関係にある人をがっかりさせたのではないかと思います。

自分の好きなものをひとに薦めるというのも苦手で、ツイッターでよく見る「全国の○○好きにマジで伝われ」みたいなやつあんまり好きじゃないんですが、熱量とか語る言葉を持っていることについてはうらやましいというかちょっと尊敬します。

 

そんなぼくがなぜ急に再開する気になったかというと、ツイッターでフォローしている方々のブログをいくつか拝読して、ある程度まとまった量の文章からはツイートとは違う人となりというかその人の生活とか考えてることなんかを垣間見られて面白いなと思ったからです。

ぼくもいつまでも「男根坂サービスエリア」とかつぶやいてばかりもいられないですし。

 

次回は東京オリンピックが終わったころになると思いますので、股間の金メダルを見せっこしたりしましょうね。

 

かしこ

めずらしく本を読んだ

めげずに2回目の更新です。

お正月三が日も終わって、仕事初めという方も多かったみたいですね。

ぼくは今日までお休みでした。

みなさんお休みはどのように過ごしましたか?まぐわったりした?

ぼくはというと、きのうは彼氏とお買物や初詣に行ったりしましたが、
そのほかは体調があまり良くなく基本的に家で過ごしました。

ひまだったので気まぐれでカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」を読みました。
小説買ったのなんて騎士団長殺し以来です。みんなもう忘れちゃったでしょ?騎士団長殺し
感想はとくにありません。なぜかというとぼくは村上春樹はすごく読むけど村上春樹以外はほとんど読まない文化系バカだからです。
感性と言語野が未発達だから、読んだ本の感想とかまともに言葉にできない。

それによく言われる「内なる日本」みたいなものもとくに感じなかったです。
日本への郷愁から思い起こす景色っていうと、縁側で嫁が野菜の根切りかなにかをやっているところにお義父さんがやってきていつの間にかまぐわってる、みたいなやつでしょ?
小津安二郎みたいな。そんなのなかったよ。
あ、でも物語というか登場人物たちが置かれている特殊な立場が徐々に明かされていくところとか、主人公の語り口に常に漂う静謐さみたいなものとかよかったと思います。

あと、羽田圭介先生の「スクラップ・アンド・ビルド」も読みました。
こちらは主人公の身勝手さとか独りよがりな思想・行動、おじいちゃんとの化かし合いみたいなやり取りが軽快な文体で綴られていて、わかりやすく面白かったです。
羽田先生のほかの作品も読んでみようと思いました。

ブログってこんな感じで合ってる?

はじめまして。

男の人がしているブログっていうのを、女の私もやってみようと思うの。

はじめまして。明けましておめでとうございます。
Twitter上では小仏トンネルと名乗っています。
思うところあって、ブログを始めてみようと思います。

理由はアフィリエイト収入が欲しいから。
3回目くらいの更新から徐々に、歯が真っ白になるトゥースペーストとかオーガニック由来のサプリメントとかの話をしだすと思います。

嘘です。
本当は自分の思っていることを文章にするのは気持ちの安定に役立つとお医者様に言われたからです。

嘘です。リアリティのある嘘はいけないです。

本当はただ暇だからです。
お休みも中盤に突入して、なにもやりたいことはないしどもどこにも行きたくない、もう数日誰とも話していないという状況で
言葉にならない思考がグルグルしだしたので自分の思っていることを文章にしてみたくなりました。
お医者様も言ってらしたし。中年独身男性のリアル。

じつはブログを始めるのはこれが初めてじゃなくて、前回は16歳くらいのときに無料サービスを利用して
浜崎あゆみは頭にあんな大きなひまわりを付けて絶望とか言われても」みたいなことを1回だけ書いて放置しました。
チラシの裏だってもうちょっと有意義な使いみちがあるだろうに。

ということで今回も1回きりで終わってしまう可能性がかなり高いですが、更新したときはTwitterでお知らせしますので
「発作が始まった」とでも思って見ていただけると嬉しいです。

かしこ。